近医で胃薬を処方してもらおうと思っていたら、今日は休日…。ということで、ちょっとサイトのメンテナンスをしました。
ownCloudは導入直後はファイルの転送が多くなるため、サーバーには負荷をかけているようですが、動作自体は順調で便利です。来週からはノートPCをあまり持ち運ばなくて良い生活にしようと思います。
一応、セキュリティを考慮してSSLを導入しようと思っていたのですが、レンタルサーバーの方で、共有SSLという形で使えることが分かったので、https:// から始まるURLに設定変更して、すぐに利用できるようになりました。
ついでに、古いサイトで使っていたxoops Cubeが文字化けして、管理画面も開けなくなってしまったので、こちらも.htaccessでリダイレクトを設定して、アクセスできなくなった旨を伝えるページに誘導するようにしています。ブログのデータは残してあるので、復活させたいですが、クラウドの導入ほどは簡単ではないので、冬休み辺りで再検討します。
備忘録的追記
ついでにキャッシュ関係について情報を集めて、対応してみました。まずAPCuについては、こちらを参考にインストール
% cd $home
% mkdir src
% cd src
% wget http://pecl.php.net/get/apcu-4.0.8.tgz
% tar zxvf apcu-4.0.8.tgz
% cd apcu-4.0.8
% phpize
% ./configure
% gmake
サーバーのコントロールパネルでのphp.iniへの設定、
extension_dir=/home/username/src/apcu-4.0.8/modules/
extension=apcu.so
ownCloudのconfig.iniに設定を追記した。(もっと新しいバージョンでも良いかもしれません)
'memcache.local' => '\OC\Memcache\APCu',
そのあと、こちらにあるAPCuとOPcacheの推奨設定をサーバーのコントロールパネルからphp.iniに書き込む。一応、phpinfoで設定値が変更されたことを確認する。
デフォルトの設定のままでは中間コードのキャッシュが2秒なのでそれを600秒に伸ばします。また、fast_shutdownが無効なので有効にします。これによりセッションの切断が早くなりPHPの稼働効率が上がります。
opcache.enable = 1
opcache.enable_cli = 1
opcache.memory_consumption = 128
opcache.interned_strings_buffer = 8
opcache.max_accelerated_files = 4000
opcache.revalidate_freq=600
opcache.fast_shutdown=1
OPcacheは、オペコードをキャッシュしてくれますが、データのキャッシュは提供されませんので、APCuを設定します。
apc.enabled = 1
apc.enable_cli = 1
apc.shm_size = 64M
apc.ttl=7200
測定まではしていないけれど、フォルダの変更などのスピードが早くなりました。ついでに、こちらのブログの方も表示が早くなったような。
備忘録的追記の追記
結局、redisもこちらを参考にインストールしてみました。
$ cd
$ mkdir src
$ cd src
$ wget http://download.redis.io/releases/redis-3.2.7.tar.gz
$ tar xzf redis-3.2.7.tar.gz
$ cd redis-3.2.7
とした後に、インストールするフォルダを指定するために、src/Makefile ファイルのPREFIX?=/usr/local部分に適当なパスを指定、既にpathが通っているところにしておいた。ただし、ここで最後に/をつけてしまい、何度か失敗した。
$ gmake
$ gmake install
$ redis-server
で起動できているみたい。
ownCloudの方は、マニュアルに沿ってconfig.iniを追記し、Wordpressについては、Redis Object Cacheプラグインを導入。
ownCloudのエラーメッセージは殆ど消え、ログにはエラーもない模様。