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在宅看護学会シンポジウム(@東邦大)

11月15日に開催された第4回日本在宅看護学会学術集会のシンポジウムⅠ「在宅看護学実習はどうあるべきか」において、「本学における在宅看護学実習の現状と課題、そして今後に向けた取り組み」と題してお話しする機会をいただきました。

私は大学のカリキュラムや実習全体を含めた少し大きなところから話をしましたが、実習施設の立場からの乙坂佳代さんは、実際の指導の状況をお話しされ、新人訪問看護師の立場からの田代亞矢乃さんは学生時代の実習経験と新人としての取り組みの状況を大勢の聴衆の前で堂々と発表されておられました。全体としてはバランス良く、皆さんにお伝えできたのではないかと思います。

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公衆衛生学会総会(@宇都宮)にて

公衆衛生学会総会は公衆衛生全体の動向を知ると共に、東大の同窓の皆さんの活躍を目にする機会でもあります。今年の総会は、昨年の忙しさで演題発表はできませんでしたが、いくつかの目的をもって1日だけ参加してきました。

実務的なところでは、来週の在宅看護学会に向けて、関係の先生の研究を拝見しつつ、今後の在宅看護のアカデミックな部分をどうやって進展させていくのかというお話をしてきました。

横浜市立大の柏木先生、筑波大の田宮先生のグループでは、全国の介護保険レセプトのデータを集めた分析を始められるということで、訪問看護に関する基礎的な発表がありました。医療保険では保険者機能の強化が謳われて、レセプトやDPCデータの活用が進む一方で、介護保険レセプトを使った報告は、田宮先生のグループ以外では見かけたことが無く、法的な規制などがあるのかと、お尋ねしてみました。

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体験交流会のお知らせ

私が幹事を務めているNPO法人在宅ケア協会では、11月22日(土)の法人総会後に、住環境や街づくりといった観点から体験を話し合う会を開催します。障害がある方や高齢者の方などで体験を交換したいという方はぜひご参加ください。専門の方もコメンテーターとしてお呼びしています。

  • 時間:11:00~13:00
  • タイトル:わが家・わが街 ~だれもが社会生活を取り戻すために~
  • 参加費:無料
  • 開催場所:
    全国障害者総合福祉センター 戸山サンライズ
    東京都新宿区戸山1-22
    03-3204-3611

詳細はこちらから (事前申し込みが必要です)

GIS & Public Health

先日の∫だらけの本には手を焼きそうだったので、教科書的なこちらに目を通しています。大学院生と輪読できれば、少し気楽ですがCNSコースの院生さんには少し荷が重いと思いますので、自分で読み進めたいと思います。できれば、ここでも報告したいと思います。

明日から公衆衛生学会総会が宇都宮で開催されますが、私自身は演題発表もないので、木曜日だけ見てこようと思います。空間疫学で著名な立命館大学の中谷先生のご発表もありますし、同窓の皆さんの発表も多いので、貪欲に学んで来て来年の長崎(11/4-7)では発表したいと思います。

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在宅看護学実習のシンポジスト(11/15)

11月15日(土)に開催される第4回日本在宅看護学会学術集会で、「在宅看護学実習はどうあるべきか」というシンポジウムのシンポジストをすることになっています。

私は教育機関の立場からいくつかの論点をあげてお話したいと思っています。その他のシンポジストは、以前講義にも来ていただいていた港北区医師会訪問看護ステーションの管理者である乙坂佳代さんが実習施設の立場から、教育を受けてきた立場から訪問看護ステーショングリーンの田代亞矢乃さんがそれぞれ登壇されます。

抄録集も届きましたが、講演や他のシンポも興味深く、また第1回の運営をした時に比べても、演題発表数も増え、その質も充実してきた感があります。

最後には事前申し込み者限定なのですが特定行為と研修に関する特別セミナーがあります。訪問看護での特定行為の話もそうですが、厚労省は10年で10万人を養成するといっているので、現場からどのように1万人の看護師を剥がして研修を行っていく計画なのかもきけるとよいなと思っています。